Georgia's Feast

北京あるいは全国でも希少なグルジア料理とグルジアワインの専門店。2015年3月の開業以来、支持層を着実に拡大。固定客層も厚く既に老舗の風格です。

Georgia's Feast 格鲁·秀色」で提供されるのは伝統的なグルジア料理。創業のきっかけは旅行で訪れた旧グルジア。フレンチ、スペイン、ドイツ、イタリアと西欧の各国料理が充実する中、一味違った選択肢を加えたいとの意図からの開業です。店名の「秀色」に込められているのはグルジアの色鮮やかで美しい食卓の眺め。現ジョージアから料理長を招聘しての店舗運営です。調味料の多くはグルジアから搬入、食材は近隣「三源里菜市场」にて確保と品質には徹底の方針を貫きます。

メニューにはグルジア料理代表的な品々を網羅。料理と共にグルジアワインの輸入商としても重要な役割を担います。三里屯北小街のほぼ突き当り、亮马河傍に立地。近隣「Assaggi」の前を通り、閑静な大使館通りへと食事の後の散歩も心地よい北京定番の一軒です。



グルジアワインは若い「Monastery Iveron 修道院系列」と5年等、長期熟成された「Dougladze Wines 独格拉则系列」の2系列。「Saperavi Dry Red 萨别拉维干红」358元、グラス78元。酢と檸檬でさっぱり、かつピリッと塩辛な「Tbillisi Style Slad 第比利斯沙拉」38元と。



看板メニューの一つ「Chkmeruli 奇克美露里」88元。皮も美味しい骨付き鶏肉のサワークリーム掛けです。


グルジア料理と言えばハチャプリ。「Adjarian Khachapuri 阿扎尔哈恰普里」78元は中央の卵を混ぜて戴きます。焦げのある耳の部分も美味しいチーズブレッドです。


 Georgia's Feast 格鲁·秀色
電話番号: 010 8448 6886
住所: 北京市朝阳区三里屯北小街2号

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云南省茶旅特集 後編

云南省茶旅特集 前編」「云南省茶旅特集 中編」に次ぐ特集第三弾。今回の訪問先は、2020年の世界遺産登録申請を目指し大いに活気付く景迈(Jǐngmài)山です。「普洱景迈山古茶园」の正式名称にて2013年1月29日、ユネスコ世界遺産暫定一覧に掲載。「景迈山古茶园」と近隣の農村集落を含む中心地、2,703.07ヘクタールが文化遺産の対象とされています。緩衝地帯の設定範囲は周囲14,000.21ヘクタール。世界遺産登録時にはこれら全区域の環境が保全されていく事になります。世界遺産への登録申請は毎年、暫定一覧の中から一国一推薦遺産のみ。地域と云南省では2020年、国からの推薦を目標として急速に環境整備が推し進められています。

5. 景迈(Jǐngmài)山

凡そ千年前と、云南省「新六大茶山」の中でも特に古い時代から茶葉の栽培がなされていた景迈山。行政区画としては「云南省普洱市澜沧(Láncāng)拉祜族自治县」東南部の「惠民乡」に属する地域に相当します。省内の近隣市街地、勐海の中心街からは北西に約80キロメートル。車で2時間強の位置となります。他の「新六大茶山」がいずれもシーサンパンナ「云南省西双版纳傣族自治州勐海县」内にあるのに対し、景迈山のみが隣の「普洱市」に移動しての訪問。茶山の西側はミャンマーとなります。

考証上、景迈山における茶葉の歴史は約2千年 。芒景の上座部仏教寺院「缅寺(Miǎnsì)」木塔にある石碑にはタイ語で西暦696年、すなわち1300年前から茶葉の栽培が始まったとの記述がなされています。当時はほぼ自給自足、その後も茶葉の交易は馬道の通っていた東南アジアあるいは南アジアとのみ。一つの転機は1950年の国慶節の北京。毛沢東国家主席に芒景布朗族最後の長より景迈山の古樹茶「小雀嘴尖茶」が紹介されます。葉は厚く銀色、先端の尖った珍品です。これ以降、輸送基盤の整備と共に国内での流通が急速に発展を遂げます。1966年には国営工場「景迈山惠民茶厂」設立、近代的な設備による中国茶生産も始まる事になります。

景迈山の古樹茶園は総面積で2.8万亩、うち栽培面積は約1.2万亩。行政区画上「普洱市澜沧拉祜族自治县惠民哈尼族乡景迈村民委员会」と同乡内「芒景村民委员会」の2つの村民委员会管轄区域をまたぐ16,173亩が「景迈芒景万亩古茶园」と総称されます。北西と南東に長い地形で、海抜は1,100メートルから1,662メートル。土地は北西側が高く、平均海抜は1,400メートルとなります。平均気温摂氏18度の亜熱帯モンスーン気候、年間1,800ミリメートルと降雨量はかなり潤沢。土壌は赤土です。域内には「景迈村民委员会」下の糯干、勐本、芒埂、帮改、笼蚌、笼蚌南座、「芒景村民委员会」の芒洪、翁洼、翁基、老酒房、那耐といった十数個の村落が点在。茶葉は布朗族と傣族により栽培。年間茶葉生産量は2,000トン、制茶の後に500トンが出荷されます。

茶園の大部分を占めるのが樹齢100年以上の古樹。景迈山では十分に揉捻するのが伝統的な手法、茶葉は黒く細長い形状に仕上がります。遮光された斜面で時間をかけて成長する為、苦みよりも渋め。素早く訪れ持続する甘い後味「回甘」と強い唾液分泌作用「生津」に特徴があります。茶湯はオレンジ色に近く、木や山といった野性の香りが強く感じられます。蘭の香り「兰花」は普洱茶の中でも最高峰の一つと評価されます。


中心地入口付近の飲食店。世界遺産登録申請に向け環境の整備が進みます。



文化遺産区域内にある10村落の内、傣族伝統村落4つと布朗族伝統村落5つが遺産指定要素。その中でも上座部仏教寺院の美しい景観で知られるのが傣族の「糯干(Nuògàn)古寨」村落、1枚目の写真です。2枚目の写真は村落北側にある丘の上、寺庙(Sìmiào)様式の上座部仏教寺院「翁基寺」から望む布朗族「翁基(Wēngjī)古寨」村落と壮大幽玄な云南の山々。寺院敷地内にも古樹があり、寺院用の茶葉が栽培されています。行政区画上はそれぞれ「普洱市澜沧拉祜族自治县惠民哈尼族乡景迈村委会糯干」「普洱市澜沧拉祜族自治县惠民哈尼族乡芒景村委会翁基」となります。




記録によると1139年には既に茶葉を取引、景迈山の古樹園の中でも特に名高い「景迈山大平掌古茶园」とその古樹。傣族200世帯により管理が行われています。茶園の海抜は1,500メートル前後、面積6,000亩。写真の幹の太さで凡そ樹齢300~400年程度の古樹と推定されます。高い所の枝は茶樹の高さを抑える目的で常に裁断。挿し木として新たに植え替えられます。やがて挿し木から芽が出始め、葉に成長。一般的に挿し木の成功確率は30%程度となります。



推定樹齢500年程度、茶葉量豊富な古樹。単樹での普洱茶加工にはこの程度の茶葉量が必要になります。単樹の普洱茶の価格は約5倍です。同じ古樹から「采摘」間近、あと少しで茶摘みできそうな一芯二葉です。



今回は景迈山で最初に創設された民間中国茶製造企業、名門「澜沧景迈长宝」社の本社兼工場を訪問。建築面積4,000平方メートル。敷地内には普洱茶の加工工場に商品展示室、茶室、景迈山茶文化展示、宿泊用客室、農場を完備。荘園様式が再現されています。

茶葉生産者として家の二代目となる黄长宝氏は1991年、思茅地区すなわち現在の普洱市第一号となる茶業の事業許可書を試験的に取得。1999年に「澜沧景迈长宝」社が設立されます。現在は第三世代、黄庆芬氏と黄劲松氏の姉弟で運営。黄庆芬氏は布朗族名「依萝」での活動での知られる人物です。2015年からは普洱市の筆頭国営企業「天下普洱茶国有限公司」社と戦略的提携、景迈山茶葉の普及と周辺環境の整備を推進します。



来る世界遺産登録申請記念として制作、2017年の新茶です。2017年の3月、「清明节」前に茶摘みされた「明前茶」です。并茶には約3か月後、2017年7月1日に加工と明記されています。遠くに熟普洱茶の香りを感じる新茶、生普洱茶です。



香り高い今年春、2019年の新茶です。晴天が多くゆっくりと成長した2019年の新茶は生産量も限られると同時に、ここ10年内で最も香りが強く出る傾向にあります。一煎目の口当たりはすっきり、三煎目から少し苦みと共に強い印象。「澜沧景迈长宝」社で摘まれるのは毎年、春の新茶のみとなります。



今年の春紅茶、滇红です。茶葉の色彩は黒。「香香甜甜」かつ果物の香りも芳醇、とても印象的な紅茶です。云南の大葉種を原料とすた白茶、「月光白」を開発したのも同社。伝統を継承すると同時に云南省茶文化の発展を牽引していく景迈山とその老舗生産者です。

澜沧景迈长宝
電話番号: 0879 752 2516
住所: 云南省普洱市澜沧拉祜族自治县惠民哈尼族乡景迈村民委员会芒埂组

以上三回に渡りお付き合いいただきました「云南省茶旅特集」となります。早くに国内交易の始まった「澜沧江」すなわちメコン川東側の「古六大茶山」地区。特集の前編では所謂シーサンパンナの中心地、「景洪市」市街地を拠点に「基诺山」を訪問させて戴きました。ここでは少数民族「基诺族」農家における普洱茶の加工工芸について紹介。続く中編では「勐海」を拠点に「新六大茶山」に属する「布朗山」と「南糯山」を訪問。前者では「拉祜族」により茶葉の栽培が行われる「贺开村」へ、後者は観光地としても名高い「半坡老寨」を紹介させて戴いております。そして最終回となる後編では市をまたぎ、普洱市へ移動。世界文化遺産への登録申請を目指す「景迈山」について紹介させて戴きました。今回の取材で訪問させて戴けたのは計12の新旧各「六大茶山」のほんの一角。次回訪問の際には再度、新規情報の更新及び今回とはまた違った側面からの紹介をさせて戴ければ幸いに存じます。

云南省茶旅特集
前編 中編 後編

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Mosto

北京のおしゃれ系創作料理店として長らく存在感の際立つ定番店。一つの世代から次の世代の支持層へ、脈々とその人気が受け継がれます。

「Mosto」で提供されるのは南米料理を基本とした現代料理。クスクスやリゾット類といったいかにも南米らしい食材や手法を主軸に、中華もしくはアジア。ほぼ季節ごとに総入れ替えとなるメニューはいつ来ても新鮮です。更には内装やメニュー構成といった大枠も何年かに一度は更新。2008年の開業以来、都度より気軽かつ現代的な感覚のレストランバーへと進化を遂げています。

料理を指揮するのはベネズエラご出身の Daniel Urdaneta 氏。上海等にも進出済みの姉妹店、「Moka Bros」を含む系列全体の総料理長です。同じく「那里花园」ビル内の元祖「Moka Bros」は今年7月より南側正面から北側1階に大型移転。系列全体で唯一のレストラン形態店として独特の輝きを放ち続ける名店です。



まずはハウスワイン「Mosto Sparkling」300元。見た目にも美しい「Smokey Salmon Tataki 烟熏三文鱼块」88元と。オレンジジンジャーと胡麻の風味、海苔の香りが鮭のたたきの美味しさを引き立たせます。



主食かつ主菜のフィットチーネ「Shirimp Fettuccini 虾仁意大利宽面」128元に副菜「Potato Gration 干层土豆饼」35元。海鮮中心に構成された夏の季節メニューから。

Mosto 摸石头
電話番号: 010 5208 6030
住所: 北京市朝阳区三里屯路81号那里花园3楼

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上海の麺専門店特集

おしゃれグルメを満喫する上でも麺料理は必須。高級店から各地麺料理の人気店まで、上海の麺料理は多種多様です。今回はそれら代表として3店紹介。いずれも昨今の上海とそのグルメ嗜好を象徴する麺料理専門店です。

上海のこれから、秋冬と言えば上海蟹。星の数程ある中華麺専門店の中でも、ひと際異彩を放つ高級店が上海蟹麺専門店「Cejerdary 蟹家大院」です。創業は2015年秋と比較的最近。以来、店内に掲示のメニューは3品のみ。かつほとんどの訪問客が「蟹黄金」と名付けられた最高級版を注文します。一杯360元、麺の上に何重にも敷き詰められた上海蟹は文字通り黄金の輝き。一杯の中に12尾分の上海蟹が使用されています。皮むき等、上海蟹の処理は朝から数人掛かり。厨房にて全て手作業で行われます。

創始者は敬虔な仏教徒である徐净氏。物欲と唯物論が優先される現代の上海において、全ての煩悩を忘れて味わえる麺料理の在り方を追求。そんな悟りの意味合いを込めて戴く「蟹黄金」はまさに上海ならでは、贅沢の極みです。




看板メニューかつ代表作の「蟹黄金」360元。好みの飲料を好きなだけ選択、付け合わせに籠いっぱいの落花生が提供されます。廉価版は準備の皿数も限られており、遅い時間帯には品切れになります。木材で構成された店内空間も広々、外滩の新しい方の店舗です。


こちらは元祖、凯旋店。店先にて順番を待ちます。「蟹家大院」の発音を英単語的に綴ったのが「Cejerdary」です。英語圏の来訪者がそのまま読むと中国語店名の発音に近くなるという意図で名付けられています。

Cejerdary 蟹家大院
外滩店
電話番号: 021 6969 7777
住所: 上海市黄浦区广东路59号

凯旋店
電話番号: 021 5230 0008
住所: 上海市长宁区凯旋路1266号

二品目は恐らく全国規模で最も名の通った上海麺料理の一つ、「味香斋」の「麻酱面」です。2016年9月20日、中国初上陸となった「ミシュランガイド上海 2017」の推薦店として掲載決定。地元でも話題再熱、海外でも一気に知名度を獲得する事になります。

麻酱面自体は主に中国北側で楽しまれるごく一般的な中華麺。ここでの違いは長きに渡り受け継がれてきた秘伝のレシピと製法、歴史の重みです。「味香斋」の前身は1935年開業のコーヒー店。当時「西冷咖啡馆」と名付けられた店舗では各種麺類も提供。その後「向阳饮食店」と名称変更、80年代前半に現在の「味香斋」となります。その間を経て守り続けられたのが麻酱面のレシピと製法。親世代が幼少の頃に楽しんだ味を子供に楽しませるという形で伝統が受け継がれています。

麻酱には同じく伝統料理の炸猪排、上海式豚カツを揚げたビーナッツ油を流用。更にテーブルに出される直前、特製の肉汁を一掛け。ほのかな香りと共にコクのある味わいです。37平米に11卓40席が密集する小規模な店内。まずは入口で食券を購入、座席にて待ちます。麻酱面は是非ともカレー味が人気の小牛汤と共に。



淮海路から雁荡路を斜め南に入ってすぐの右側に立地。最寄りの地下鉄「黄陂南路」駅、あるいは一つ先の「陕西南路」駅からも共に徒歩圏内です。2019年8月時点で「麻酱面」11元、「小牛汤」10元。麻酱面はここの所、数年毎に1元ずつ値上げの模様です。

味香斋
電話番号: 021 6482 8236
住所: 上海市卢湾区雁荡路14号

続いては上海地元の特産麺料理「开洋葱油拌面」の名店「东泰祥生煎馆」です。「开洋葱油拌面」の具材は「开洋」と葱。「开洋」は「虾皮」の吴语で干し海老。これらを炒めたものをソース和えの麺に乗せた簡素な麺料理となります。

「东泰祥生煎馆」はその名の通り「生煎」焼き小籠包の老舗店。2015年よりその伝統的な製法が「非物质文化遗产」として保護対象となっている程の名門です。と同時に、隠れた絶品として名高いのがここの「开洋葱油拌面」です。こしのある麺、海老の香りとパリッとした葱の食感で地元から厚い支持を集めます。特に重庆北路店は24時間営業。一度目の来店時には伝統の「生煎」を満喫、二度目は「开洋葱油拌面」と色々な形で楽しめる定番人気店です。



「开洋葱油拌面」は「蛋皮汤」付きで14元。「虾肉生煎」は4個14元、「特色生煎」9元。以上、2019年8月時点。時々、値上げがあります。

东泰祥生煎馆 重庆北路店
電話番号: 021 6359 5808
住所: 上海市黄浦区重庆北路188号

以上の三店三品が今回特集の紹介内容となります。最後に一店、追記として伝説の名店「长脚汤面」について記録を残しておきます。最終営業日は2019年2月10日の初六、惜しまれつつその30年に及ぶ歴史は幕を閉じています。「长脚」の名称は長身の老板すなわち店主の愛称から。メニューは基本的に「青菜肉丝汤面」一品、50元。辛さの程度と共に必要に応じて60元あるいは70元への増量を注文します。13平米5卓の店舗は住居の一部、厨房は軒先。地下鉄「老西门」駅からは徒歩で5分程度。肇周路から「弄堂」様式の小さな路地を入ったその奥、「长脚汤面」の立て看板を目印に探します。夜遅く21時半を待ってようやく開店、今や幻となった一品に辿り着きます。かつ1日70食限定、支払いは遂に最終日まで現金のみが貫かれてました。今回は肇周路の移転解体に伴い、引退をご決意。上海の名店がまた一つ、伝説として語り継がれていく事になりました。




休業日であったり、何度訪れても辿り着くまで迷った秘密の立地。写真が今や幻となった逸品「青菜肉丝汤面」です。

长脚汤面
旧住所: 肇周路166弄弄堂里
※ 2019年2月10日閉店

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Jing-A Brewpub

北京の地ビールの代名詞とも言える程に名の通った老舗マイクロブルワリー。同店初となる胡同地区への出店、隆福寺店の開店を前に様々な期待が膨らみます。今回は「京A」発祥の地、幸福村中路のブルーパブについて情報更新。再投稿とさせて戴きます。

共同創業者は Kris Li 氏と Alex Acker 氏。元はといえばこの場所、幸福村中路の旧「The Big Smoke」内で醸造を始めたのがほぼ歴史の始まりです。現在の幸福村店はこの旧店舗を全面改装、2017年9月末より「Jing-A Brewpub」新旗艦店として華々しく再開店。同店内での醸造を再開しています。

店内では看板となっている定番ビールと季節商品を飲み比べ。かつ地ビールに加えて楽しみなのが、テキサス燻製BBQを筆頭とする食事メニュー。Simone Thompson 氏を総料理長に迎え、絶大な支持を獲得しています。

今や市内多くの各種飲食店で見かける「京A」ロゴ。瓶詰商品の全国配荷で「Slow Boat 悠航鲜啤」「Arrow Factory 箭厂啤酒」と競い、ブルーパブとしては「Great Leap Brewing 大跃啤酒」と双璧を成しています。



「京A」のスタウトといえば「Black Velvet Vanilla Stout 黑丝绒燕麦香草世涛啤酒」ABV: 6.2% 15 IBU、60元。王道「Mac n' Cheese 奶酪通心粉」は副菜、小30元で。



グリルからは「Hot-Smoked Salmon 熏烤三文鱼」80元。「Fattoush Salad 叙利亚沙拉」小30元、大50元と。写真のサラダは小です。



「Hoppy 酒花控」系列からは数々の受賞歴を誇る代表作「Worker's Pale Ale 工人淡色啤酒」AVB: 5.0% 40 IBU、パイント40元。「Flying Fist IPA 飞拳IPA」AVB: 6.5% 60 IBU、パイント45元も人気です。お馴染みのロゴ入りパイントグラスで戴きます。


Jing-A Brewpub Xingfucun 京A Brewpub 幸福村店
電話番号: 010 6463 3990
住所: 北京市朝阳区幸福村中路57-1号利世商务楼一层

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Tacolicious

ダブルシェルタコで知られる上海のタコス専門店。2018年6月の開業から1年強、昼夜を通じてタコス通の愛好家が集います。

看板メニューは勿論、タコス。内側に揚げたトルティーヤ、外側は柔らかいトルティーヤのダブルシェル仕様で提供されます。アサド、焙りステーキや鶏肉を始めとする伝統的なメキシカン具材に加え麻婆豆腐等の中華風のものまで10種類以上から選択。ハードシェルと具材、そして外側のソフトシェルが一度にとろける食感は絶妙。2層のトルティーヤで原材料、とうもろこしの美味しさが引き立ちます。

岳阳路の一角、东平路の東の突き当りに立地。人気の飲食店も軒を連ねる中、その個性が際立ちます。特に天気の良い日には、界隈では珍しい屋上テラス席も重宝します。



100%アガベ「Olmeca Altos」で戴く「Frozen Margaritas 玛格利塔冰沙」50元。今回の「Peach」等、日替わり2種類の風味から選択。「Olmeca Tequila」社のサーバーで提供されます。



具材は麻辣そのものの「Szechuan Twice Cooked Pork 四川风味回锅肉」と「Grilled Shrimp 烤虾」を選択。タコスは2個で65元。



店舗入口は建物の裏手。人気のテラス席へは外の階段から登っていきます。

Tacolicious
電話番号: 021 6431 013
住所: 上海市徐汇区岳阳路1号

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Moka Bros

移転改装、店舗網拡大と既存人気店の勢いが新規店を圧倒する昨今の北京。市内カフェご飯の元祖、那里花园の顔「Moka Bros 摩卡站」も建物内北側に移転。2019年7月より、一回り大きくなった店舗で更一層魅力的になっての再開です。併せまして当ブログでも内容更新、再投稿させて戴きます。

「Eat Well. Feel Good. 吃得健康。活得精彩」を掲げるモカブロス。保存料と食品添加物の使用を避け、新鮮な食材から調理。全粒穀物を始め、蛋白質等の栄養価の高い食材を積極的に取り入れた料理がメニューに並びます。中でも主力品はモカブロスの代名詞とも言える「Power Bowl 能量主食」すなわち各種機能性丼もの類。これらにスムージー、サンドイッチとラップ、サラダといった品々でメニュー全体が構成されます。一部の「Power Bowl 能量主食」やサンドイッチ類はベジタリアン又はビーガン仕様、あるいはグルテンフリー仕様への変更も可能となっています。

姉妹店「Mosto」と共に、名店が軒を揃える那里花园の中でもその人気は盤石。健康志向の加速する中、上海や成都等の他都市にも既に進出。全国規模へと拡大中です。



マグカップが素敵な「Regular 普通」M 中杯 22元。まずはキャッシャーでメニューを戴き、席で拝見。決まったらキャッシャーに戻って注文、支払いを済ませて席で待ちます。



ライムを絞って戴く「mexican Bowl 墨西哥风味饭」68元は看板中の看板。ピリ辛の鶏肉とアボカド、とうもろこし、黒豆、玉葱にトマトの組み合わせがまさにメキシカン。ハラペーニョも効いて、ボリュームも満点です。以前通りに面していたカウチ席は店舗中庭側入口左側の少し高く段なった所に配置されています。


建物北側に移転した事で外側テラス席も復活です。北側出入口のお向かいは「Carmen」です。

Moka Bros 摩卡站
電話番号: 010 5208 6079
住所: 北京市朝阳区三里屯北路81号那里花园1楼

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