北京上海おしゃれグルメ日記

kalakauaavenue’s diary

Mosto

北京のおしゃれ系創作料理店として長らく存在感の際立つ定番店。一つの世代から次の世代の支持層へ、脈々とその人気が受け継がれます。

「Mosto」で提供されるのは南米料理を基本とした現代料理。クスクスやリゾット類といったいかにも南米らしい食材や手法を主軸に、中華もしくはアジア。ほぼ季節ごとに総入れ替えとなるメニューはいつ来ても新鮮です。更には内装やメニュー構成といった大枠も何年かに一度は更新。2008年の開業以来、都度より気軽かつ現代的な感覚のレストランバーへと進化を遂げています。

料理を指揮するのはベネズエラご出身の Daniel Urdaneta 氏。上海等にも進出済みの姉妹店、「Moka Bros」を含む系列全体の総料理長です。同じく「那里花园」ビル内の元祖「Moka Bros」は今年7月より南側正面から北側1階に大型移転。系列全体で唯一のレストラン形態店として独特の輝きを放ち続ける名店です。



まずはハウスワイン「Mosto Sparkling」300元。見た目にも美しい「Smokey Salmon Tataki 烟熏三文鱼块」88元と。オレンジジンジャーと胡麻の風味、海苔の香りが鮭のたたきの美味しさを引き立たせます。



主食かつ主菜のフィットチーネ「Shirimp Fettuccini 虾仁意大利宽面」128元に副菜「Potato Gration 干层土豆饼」35元。海鮮中心に構成された夏の季節メニューから。

Mosto 摸石头
電話番号: 010 5208 6030
住所: 北京市朝阳区三里屯路81号那里花园3楼

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上海の麺専門店特集

おしゃれグルメを満喫する上でも麺料理は必須。高級店から各地麺料理の人気店まで、上海の麺料理は多種多様です。今回はそれら代表として3店紹介。いずれも昨今の上海とそのグルメ嗜好を象徴する麺料理専門店です。

上海のこれから、秋冬と言えば上海蟹。星の数程ある中華麺専門店の中でも、ひと際異彩を放つ高級店が上海蟹麺専門店「Cejerdary 蟹家大院」です。創業は2015年秋と比較的最近。以来、店内に掲示のメニューは3品のみ。かつほとんどの訪問客が「蟹黄金」と名付けられた最高級版を注文します。一杯360元、麺の上に何重にも敷き詰められた上海蟹は文字通り黄金の輝き。一杯の中に12尾分の上海蟹が使用されています。皮むき等、上海蟹の処理は朝から数人掛かり。厨房にて全て手作業で行われます。

創始者は敬虔な仏教徒である徐净氏。物欲と唯物論が優先される現代の上海において、全ての煩悩を忘れて味わえる麺料理の在り方を追求。そんな悟りの意味合いを込めて戴く「蟹黄金」はまさに上海ならでは、贅沢の極みです。




看板メニューかつ代表作の「蟹黄金」360元。好みの飲料を好きなだけ選択、付け合わせに籠いっぱいの落花生が提供されます。廉価版は準備の皿数も限られており、遅い時間帯には品切れになります。木材で構成された店内空間も広々、外滩の新しい方の店舗です。


こちらは元祖、凯旋店。店先にて順番を待ちます。「蟹家大院」の発音を英単語的に綴ったのが「Cejerdary」です。英語圏の来訪者がそのまま読むと中国語店名の発音に近くなるという意図で名付けられています。

Cejerdary 蟹家大院
外滩店
電話番号: 021 6969 7777
住所: 上海市黄浦区广东路59号

凯旋店
電話番号: 021 5230 0008
住所: 上海市长宁区凯旋路1266号

二品目は恐らく全国規模で最も名の通った上海麺料理の一つ、「味香斋」の「麻酱面」です。2016年9月20日、中国初上陸となった「ミシュランガイド上海 2017」の推薦店として掲載決定。地元でも話題再熱、海外でも一気に知名度を獲得する事になります。

麻酱面自体は主に中国北側で楽しまれるごく一般的な中華麺。ここでの違いは長きに渡り受け継がれてきた秘伝のレシピと製法、歴史の重みです。「味香斋」の前身は1935年開業のコーヒー店。当時「西冷咖啡馆」と名付けられた店舗では各種麺類も提供。その後「向阳饮食店」と名称変更、80年代前半に現在の「味香斋」となります。その間を経て守り続けられたのが麻酱面のレシピと製法。親世代が幼少の頃に楽しんだ味を子供に楽しませるという形で伝統が受け継がれています。

麻酱には同じく伝統料理の炸猪排、上海式豚カツを揚げたビーナッツ油を流用。更にテーブルに出される直前、特製の肉汁を一掛け。ほのかな香りと共にコクのある味わいです。37平米に11卓40席が密集する小規模な店内。まずは入口で食券を購入、座席にて待ちます。麻酱面は是非ともカレー味が人気の小牛汤と共に。



淮海路から雁荡路を斜め南に入ってすぐの右側に立地。最寄りの地下鉄「黄陂南路」駅、あるいは一つ先の「陕西南路」駅からも共に徒歩圏内です。2019年8月時点で「麻酱面」11元、「小牛汤」10元。麻酱面はここの所、数年毎に1元ずつ値上げの模様です。

味香斋
電話番号: 021 6482 8236
住所: 上海市卢湾区雁荡路14号

続いては上海地元の特産麺料理「开洋葱油拌面」の名店「东泰祥生煎馆」です。「开洋葱油拌面」の具材は「开洋」と葱。「开洋」は「虾皮」の吴语で干し海老。これらを炒めたものをソース和えの麺に乗せた簡素な麺料理となります。

「东泰祥生煎馆」はその名の通り「生煎」焼き小籠包の老舗店。2015年よりその伝統的な製法が「非物质文化遗产」として保護対象となっている程の名門です。と同時に、隠れた絶品として名高いのがここの「开洋葱油拌面」です。こしのある麺、海老の香りとパリッとした葱の食感で地元から厚い支持を集めます。特に重庆北路店は24時間営業。一度目の来店時には伝統の「生煎」を満喫、二度目は「开洋葱油拌面」と色々な形で楽しめる定番人気店です。



「开洋葱油拌面」は「蛋皮汤」付きで14元。「虾肉生煎」は4個14元、「特色生煎」9元。以上、2019年8月時点。時々、値上げがあります。

东泰祥生煎馆 重庆北路店
電話番号: 021 6359 5808
住所: 上海市黄浦区重庆北路188号

以上の三店三品が今回特集の紹介内容となります。最後に一店、追記として伝説の名店「长脚汤面」について記録を残しておきます。最終営業日は2019年2月10日の初六、惜しまれつつその30年に及ぶ歴史は幕を閉じています。「长脚」の名称は長身の老板すなわち店主の愛称から。メニューは基本的に「青菜肉丝汤面」一品、50元。辛さの程度と共に必要に応じて60元あるいは70元への増量を注文します。13平米5卓の店舗は住居の一部、厨房は軒先。地下鉄「老西门」駅からは徒歩で5分程度。肇周路から「弄堂」様式の小さな路地を入ったその奥、「长脚汤面」の立て看板を目印に探します。夜遅く21時半を待ってようやく開店、今や幻となった一品に辿り着きます。かつ1日70食限定、支払いは遂に最終日まで現金のみが貫かれてました。今回は肇周路の移転解体に伴い、引退をご決意。上海の名店がまた一つ、伝説として語り継がれていく事になりました。




休業日であったり、何度訪れても辿り着くまで迷った秘密の立地。写真が今や幻となった逸品「青菜肉丝汤面」です。

长脚汤面
旧住所: 肇周路166弄弄堂里
※ 2019年2月10日閉店

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Jing-A Brewpub

北京の地ビールの代名詞とも言える程に名の通った老舗マイクロブルワリー。同店初となる胡同地区への出店、隆福寺店の開店を前に様々な期待が膨らみます。今回は「京A」発祥の地、幸福村中路のブルーパブについて情報更新。再投稿とさせて戴きます。

共同創業者は Kris Li 氏と Alex Acker 氏。元はといえばこの場所、幸福村中路の旧「The Big Smoke」内で醸造を始めたのがほぼ歴史の始まりです。現在の幸福村店はこの旧店舗を全面改装、2017年9月末より「Jing-A Brewpub」新旗艦店として華々しく再開店。同店内での醸造を再開しています。

店内では看板となっている定番ビールと季節商品を飲み比べ。かつ地ビールに加えて楽しみなのが、テキサス燻製BBQを筆頭とする食事メニュー。Simone Thompson 氏を総料理長に迎え、絶大な支持を獲得しています。

今や市内多くの各種飲食店で見かける「京A」ロゴ。瓶詰商品の全国配荷で「Slow Boat 悠航鲜啤」「Arrow Factory 箭厂啤酒」と競い、ブルーパブとしては「Great Leap Brewing 大跃啤酒」と双璧を成しています。



「京A」のスタウトといえば「Black Velvet Vanilla Stout 黑丝绒燕麦香草世涛啤酒」ABV: 6.2% 15 IBU、60元。王道「Mac n' Cheese 奶酪通心粉」は副菜、小30元で。



グリルからは「Hot-Smoked Salmon 熏烤三文鱼」80元。「Fattoush Salad 叙利亚沙拉」小30元、大50元と。写真のサラダは小です。



「Hoppy 酒花控」系列からは数々の受賞歴を誇る代表作「Worker's Pale Ale 工人淡色啤酒」AVB: 5.0% 40 IBU、パイント40元。「Flying Fist IPA 飞拳IPA」AVB: 6.5% 60 IBU、パイント45元も人気です。お馴染みのロゴ入りパイントグラスで戴きます。


京A Brewpub Xingfucun
電話番号: 010 6463 3990
住所: 北京市朝阳区幸福村中路57-1号利世商务楼一层

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Tacolicious

ダブルシェルタコで知られる上海のタコス専門店。2018年6月の開業から1年強、昼夜を通じてタコス通の愛好家が集います。

看板メニューは勿論、タコス。内側に揚げたトルティーヤ、外側は柔らかいトルティーヤのダブルシェル仕様で提供されます。アサド、焙りステーキや鶏肉を始めとする伝統的なメキシカン具材に加え麻婆豆腐等の中華風のものまで10種類以上から選択。ハードシェルと具材、そして外側のソフトシェルが一度にとろける食感は絶妙。2層のトルティーヤで原材料、とうもろこしの美味しさが引き立ちます。

岳阳路の一角、东平路の東の突き当りに立地。人気の飲食店も軒を連ねる中、その個性が際立ちます。特に天気の良い日には、界隈では珍しい屋上テラス席も重宝します。



100%アガベ「Olmeca Altos」で戴く「Frozen Margaritas 玛格利塔冰沙」50元。今回の「Peach」等、日替わり2種類の風味から選択。「Olmeca Tequila」社のサーバーで提供されます。



具材は麻辣そのものの「Szechuan Twice Cooked Pork 四川风味回锅肉」と「Grilled Shrimp 烤虾」を選択。タコスは2個で65元。



店舗入口は建物の裏手。人気のテラス席へは外の階段から登っていきます。

Tacolicious
電話番号: 021 6431 013
住所: 上海市徐汇区岳阳路1号

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Moka Bros

移転改装、店舗網拡大と既存人気店の勢いが新規店を圧倒する昨今の北京。市内カフェご飯の元祖、那里花园の顔「Moka Bros 摩卡站」も建物内北側に移転。2019年7月より、一回り大きくなった店舗で更一層魅力的になっての再開です。併せまして当ブログでも内容更新、再投稿させて戴きます。

「Eat Well. Feel Good. 吃得健康。活得精彩」を掲げるモカブロス。保存料と食品添加物の使用を避け、新鮮な食材から調理。全粒穀物を始め、蛋白質等の栄養価の高い食材を積極的に取り入れた料理がメニューに並びます。中でも主力品はモカブロスの代名詞とも言える「Power Bowl 能量主食」すなわち各種機能性丼もの類。これらにスムージー、サンドイッチとラップ、サラダといった品々でメニュー全体が構成されます。一部の「Power Bowl 能量主食」やサンドイッチ類はベジタリアン又はビーガン仕様、あるいはグルテンフリー仕様への変更も可能となっています。

姉妹店「Mosto」と共に、名店が軒を揃える那里花园の中でもその人気は盤石。健康志向の加速する中、上海や成都等の他都市にも既に進出。全国規模へと拡大中です。



マグカップが素敵な「Regular 普通」M 中杯 22元。まずはキャッシャーでメニューを戴き、席で拝見。決まったらキャッシャーに戻って注文、支払いを済ませて席で待ちます。



ライムを絞って戴く「mexican Bowl 墨西哥风味饭」68元は看板中の看板。ピリ辛の鶏肉とアボカド、とうもろこし、黒豆、玉葱にトマトの組み合わせがまさにメキシカン。ハラペーニョも効いて、ボリュームも満点です。以前通りに面していたカウチ席は店舗中庭側入口左側の少し高く段なった所に配置されています。


建物北側に移転した事で外側テラス席も復活です。北側出入口のお向かいは「Carmen」です。

Moka Bros 摩卡站
電話番号: 010 5208 6079
住所: 北京市朝阳区三里屯北路81号那里花园1楼

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云南省茶旅特集 中編

云南省茶旅特集 前編」に次ぐ第二回目の掲載。ここからは云南省普洱茶の「新六大茶山」を中心に紹介を進めさせて戴ければと存じます。

云南省「新六大茶山」を構成するのは「南糯(Nánnuò)」「南峤(Nánjiào)」「勐宋(Měngsòng)」「布朗(Bùlǎng)」「巴达(Bādá)」「景迈(Jǐngmài)」の六茶山。いずれも云南省の南西部、ミャンマー及びラオスとも隣接する地域となります。古樹茶園が位置するのは海抜1,200~1,800メートル、年間降雨量も1,200~1,400ミリメートルと十分。一年を通じて快適な気候かつ年中霧に覆われた茶葉の栽培に理想的な環境です。景迈山以外はいずれも「云南省西双版纳傣族自治州勐海县」内、景迈山は「云南省普洱市澜沧拉祜族自治县」となります。

各「古六大茶山」の名称が最初に記録されたとされるのが、檀萃氏の著書『滇海虞衡志』の第11巻。1799年に全13巻完成、清朝乾隆帝時代の書物の一節です。これに対し「新六大茶山」は1949年の建国期に命名中国茶の生産地として「古六大茶山」が一時衰退する1900年頃、メコン川西側に相当するこれら地域が台頭します。1938年には南糯山に旧思普区の茶葉試験場設立、これを機に勐海における中国茶生産が本格化します。試験場は後に「佛海茶厂」「西双版纳茶厂」「勐海茶厂」と数回に渡り名称を変更。1950年には茶葉の生産と流通が専売制になると共に「中国茶公司」の一部として国有化されます。

3. 布朗(Bùlǎng)山と贺开(Hèkāi)

「新六大茶山」最南端の茶山が布朗山。国境を越えるとそこはミャンマーです。東部「老班章自然村」の老班章(Lǎobānzhāng)を筆頭に老曼峨(Lǎomàné)、新班章(Xīnbānzhāng)、あるいは西南部「新龙村」の曼新龙(Mànxīnlóng)と言った一連の著名茶区が「西双版纳傣族自治州勐海县布朗山乡」に属します。

行政区画としての「布朗山乡」は総面積1,016平方メートル。28,005亩、1,867ヘクタールの茶園から年間1,500~2,000トンの茶葉が生産されます。人口22,350名中、7割弱を占めるのが布朗族。老班章と新班章では哈尼(Hāní)族、老曼峨と曼新龙では布朗(Bùlǎng)族によりそれぞれ茶葉が栽培されています。気候は南亜熱帯、1年の平均気温摂氏18~21度。豊富な日射量と共に降雨量も年間1,374ミリメートルと十分。云南省普洱茶の中でも最も強いと表現されるのが布朗茶、布朗山で生産される生普洱茶の特徴です。

この布朗山乡のほぼ真北、市街地寄りに位置するのが贺开村。勐海の中心部から約25~30キロメートル、後半は大方未舗装道。車で30分~1時間程度の距離となります。行政区画上「云南省西双版纳傣族自治州勐海县勐混镇贺开村」となる村の人口は4,060人。茶葉はその6割弱を占める拉祜(Lāhù)族により栽培されています。尚、残り2割半は傣(Dǎi)族との人口構成です。



海抜1,400~1,700メートルに位置「贺开古茶山」の入口。土壌は肥沃な赤土。面積8,010亩の古樹茶園には樹齢100年以上の古樹が連なります。



背の高い木では枝と枝との間に足を掛けて茶摘みがなされます。今回は「贺开古茶山」近く「贺开村委会曼迈(Mànmài)村小组」の工場を訪問。写真は今年の贺开村の新茶、相場は一斤500グラム1,500元です。細長い形状が茶葉の特徴。茶湯は明るい黄金色、ほのかに澄んだ香りに解毒効果の感じられる新茶です。布朗茶は苦さがあるため100度に沸騰した「开水(Kāishuǐ)」で素早く「泡茶(Pàochá)」されるのが一般的。布朗茶の中でも特に高価な老班章は苦みの奥に甘さがあるのが特徴になります。

布朗山は老班章や老曼峨等、狭義にはその名の通り「西双版纳傣族自治州勐海县布朗山乡」に属する茶山。広義には贺开、あるいは班盆(Bānpén)といった近隣茶山を含む総称となります。

贺开古茶山
云南省西双版纳傣族自治州勐海县勐混镇贺开村委会

4. 南糯(Nánnuò)山の半坡(Bànpō)老寨

「新六大茶山」の中でも特に知名度の高い南糯山。茶山の平均海抜は1,400メートル。1年の平均気温は摂氏16~18度、年間降雨量は1,500~1,750ミリメートルと潤沢。古樹茶園の規模は1.2万亩と勐海县内でも最大級です。勐海の市街地からは国道G214西景线を東にほぼ一直線に約26キロメートル。幹線道路となる国道からも近く、比較的訪問しやすい茶山でもあります。

南糯山の位置する「云南省西双版纳傣族自治州勐海县格朗和哈尼族乡」はその名の通り哈尼(Hāní)族の居住区。人口の17,108名の87%を哈尼族が占めます。代表的な茶区は半坡老寨。海抜1,600メートル、全27戸100人程度の小さな村で古樹茶が栽培されています。

南糯山の茶葉は総じて長め、かつ先端が緊密に締まっているのが特徴です。生普洱の茶湯は明るい黄金色。舌先まで滑らかな口感、蘭と蜂蜜の甘い香りを楽しむ事ができます。



「半坡寨古茶园」入口付近から山道を歩いて30分強。「南糯山茶王树」は茶園内最大の見所です。現存するのは1994年、元来「茶王树」と名付けられた樹齢800年以上の古樹が枯れた際にその名を引き継いだ2代目。こちらも樹齢800年と測定されています。正面にはその保全目的で2年前、政府主導にて設けられた茶館。夕方まで常駐、来訪者もここで中国茶を楽しむ事が出来ます。問い合わせ先は「南糯山茶王人家 南糯才记」との掲示



山の天然水と鉄器で入れて戴いた昨年、2018年の南糯山半坡寨新茶。生普洱ながら熟普洱の様な香りを感じ取ることが出来ます。



今年の新茶は昨年のものと比べて柔らかくまろやかな印象。山の天然水は必ず煮沸の上で飲用されます。


南糯山半坡寨古茶园
云南省西双版纳傣族自治州勐海县格朗和哈尼族乡南糯山村委会

南糯山茶王人家 南糯才记
電話番号: 135 7816 5917

次回後編では2020年世界遺産登録申請に向け、気運の高まる景迈山を訪問の予定です。

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Toast at The Orchid

北京を代表する隠家胡同ブティックホテル「The Orchid」のメインダイニング。掲載写真及びメニュー等の各種更新に伴い、再投稿させて戴きます。

広義には同じく胡同地区の「Susu 苏苏会」同様、四合院造りの飲食店人気は今だ高騰するばかり。「Toast」では特に休日昼食時、1時間待ちは当り前になっています。まずは1階のホテルフロントにて名前を告げ整理券を入手。そのままロビー等で順番を待ちます。

料理の基本は東地中海のタパス料理。数皿を分け合う想定です。主力のアラカルトメニューは昼夜を通して共通、個々の料理の内容は季節毎に更新されます。迷った時の参考は周囲。人気の品は大抵の席で注文される傾向にあります。更に「+」の付いた季節の新作、あるいは料理長推薦「✔」の品を加えて楽しみます。

「The Orchid」は鼓楼东大街もしくは华丰胡同から宝钞胡同に入り、更にその中程にある路地を入った先に立地。「Toast」はロビー棟の2階部分を占有します。店内には中庭をL字型に見下ろす形でテーブル席とソファテーブル席、及び屋根と囲いで覆われた半テラス席を配置。午後はアフタヌーンティでの利用も好評です。近隣、鼓楼东大街の名店「Café Zarah」と共に北京胡同地区を語る上で必須の定番店です。



「Roasted Cauliflower, Fennel and Papper Salad 烤菜花沙拉」58元はカレー風味のピリ辛サラダ。フランスのスパークリング「Kraemer - Blanc De Blanc Brut 霞多丽」280元と。



「Puffed Beef Tagine 松脆牛肉塔吉」88元。人気のタジンは香菜が特徴的。「Iron Frittata 铁板烘蛋」78元も多くの席で注文。イタリアンオムレツ、フリッタータです。


食後は看板デザート「Peanut-Chocolate Cheesecake 花巧芝士蛋糕」58元とコーヒーで。



お昼時の予約は大人数のみ、基本的に到着順に入店。ロビーでは中国茶や茶器も販売されています。夜は予約可。春から秋にかけての季節は屋上テラスも人気です。


宝钞胡同から更に路地を入ったこの突き当りがホテル「The Orchid」となります。

Toast at The Orchid
電話番号: 010 8565 9295
住所: 北京市东城区鼓楼东大街宝钞胡同65号

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