北京上海おしゃれグルメ日記

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13 Factories

2017年夏に天河北街から珠江新城へ移転した広州の人気店、2階席も再開です。店名の「13 Factories 十三行」はかつての独占貿易商から。話題店「Social & Co」も至近距離。広州随一の新興高級住宅地でその第二章が始動しています。

料理の専門はケイジャンクレオールルイジアナ州発祥の米国南部料理です。旧店舗の開店は2009年。珠江新城でもその定評と顧客層を引き継ぎます。ケイジャンクレオールと言えば玉葱、セロリにピーマン。メニューにはジャンバラヤガンボスープといった定番中の定番から、広く米国南部料理の数々が並びます。中でも圧巻はブラッケンドフィッシュ。バターで焦がした香辛料もピリ辛仕様、見た目にも野生味満点の逸品です。

マックアンドチーズやワッフルチキンといった典型的なアメリカ料理も南部仕立て。一方でルイジアナの伝統料理を堪能できる希有な一軒、と同時に楽しめる馴染みの品々。人気の秘訣です。食事は一品一品、いずれもアメリカンサイズです。



「Kanga Trail 袋鼠」168元、グラス40元。オーストラリアのカベルネソーヴィニヨン。


「Garden Salad 田园沙律」38元。ガーデンサラダのドレッシングはバルサミコで。アメリカンサイズです。


「Cajun Jambalaya with Blackend Fish 美国南方粘巴拉呀 配“烤焦”鱼」75元。看板メニューのジャンバラヤはブラッケンドフィッシュ、焦がし香辛料のムニエルが乗った贅沢仕様。周りの香辛料を掬いながら共に楽しみます。


13 Factories 十三行
電話番号: 020 3884 9230
住所: 广州市天河区珠江新城华穗路121号

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Oha Eatery

全席カウンター、とりわけ中華あるいはアジア割烹の趣きの新感覚店です。安福路の常熟路側ほぼ起点、上海の食の流行発信地にて2017年末に開業。食材の生産地で縛り、料理の様式は自由と従来とは真逆に発想。新境地を開拓します。

仕掛人は建築家 Swing Diao 氏と「OHA」上海支社。迎えた料理長はアジア料理と西洋料理、特にフレンチとの融合を得意とする Blake Thornley 氏。ここ「Oha Eatery」では贵州産の食材を題材に、独創的なメニューがほぼ2週間周期で開発されます。実際に提供される一品一品は実験室さながら。小皿料理を基本としながら、中華にアジアあるいは西洋と枠組みを超えた調理と味付けで見た目にも独特。初めて見る類の料理と希少な食感を楽しみます。中でも代表的な食材は馬肉にカビ豆腐、大根の根と葉等。メニュー常連です。

基本22席故に訪れる際には要連絡。近隣省を含め、農産物や食材のブランド化が話題の西部。創作料理の形でその先端を行く辺りは流石、安福路ならではの人気店です。



「Horses Are For Courses And Apps 龙马精神前传」48元。圧力調理された馬肉の豚脂、平茸に空豆和え。かなりピリ辛な所は贵州です。


代表作「Mouldy Tofu Salad 蜂蜜坚果酸沙拉」32元。素焼きナッツと高山蜂蜜掛け豆腐乳、カビ豆腐のサラダ。二種の酢漬け大根とその葉、唐辛子と巻いて戴きます。



スペインバレンシア産「Rafael Cambra 'La Forcalla'」315元、グラス70元。お焦げも絶品「Lard Rice 猪油肉哨饭」20元は開業時からの代表作。必須です。


主菜の「Crisoy Data 酥脆大椰枣」75元。カリフラワーとカブ、棗椰子にカレー粉とココアの隠し味。焦げと塩の乗った甘さが絶妙です。

Oha Eatery 知觉食堂
電話番号: 136 2164 7680
住所: 上海市徐汇区安福路23号

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Il Ristorante Niko Romito

通称ブルガリレストラン。北京にドバイ、上海、ミラノと今やブルガリホテルの顔となったリストランテニコロミート。北京はその第一号店、2017年9月27日のホテル開業時から界隈でも別格扱いの一級店です。

ニコロミート氏自身の経営するイタリアの地元、アブルッツォ州の「Reale」は2014年からミシュラン三ツ星。その現代的な感性はブルガリホテルでも輝きを放ちます。落ち着いた革張りの椅子に心地小さめの丸テーブル。亮马河を望む窓際の座席では程よく密接、かつ少し開かれた空間を提供してくれます。熟考そして厳選されたメニューはまさに食の宝石、イタリア豪華宝飾品銘柄の名にふさわしい精緻な逸品が展開されます。

建物内の環境に特別感、料理の完成度と大切な一日にも取って置きたい北京の最高峰。ホテル入口からはアフタヌーンティでも人気のラウンジを通ってリストランテへ。店内には全70席の特等席。料理分野の垣根を越え、北京の一流店界に一石が投じられました。



「A selection of Italian specialties」488元。ほとんどの席で選ばれる最初の一品です。



「Alois Lageder Pinot Noir 2016」700元。トレンティーノアルトアディジェのピノネロ、ピノノワールです。看板のラザニア「Traditional veal and tomato lasagna」298元、人気メニューです。後方にはイタリアの伝統ブレッド、提供されるオリーブ油が極上です。



主菜の「Black cod, leek sauce and crispy spinach」548元。ストウブ鍋に盛り付け。主菜は2品付け合わせを選択します。人気はローズマリーとタイム風味の効いたアスパラガス。こちらもストウブの小さな容器で提供されます。ジャガイモもホクホクです。


「Crispy suckling pig with orange caramel sauce」408元。子豚のローストは北京ダック風の盛り付け。オレンジキャラメルソースで。料金にはサービス料15%が加算されます。


Il Ristorante Niko Romito
The Bvlgari Hotel Beijing
電話番号: 010 8555 8555
住所: 北京市朝阳区新源南路8号院2号楼 北京宝格丽酒店1层

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The Strand Beer Cafe

2019年正月三箇日、3軒目に紹介の店舗は進化を続ける探究派マイクロブルワリー。既に広州地ビールを代表する重鎮銘柄、愛好家は全国に点在します。

創始者は David Strand 氏。自宅での醸造から段階を経て拡張、2013年「The Strand Beer Cafe」満を持しての開業に至ります。人気商品「Wuyang IPA 五羊IPA」は今や缶製品としても一部流通。開業当時からの代表作です。銘柄発祥の地、五羊邨の店内は期待通りのアメリカンなビアバーの趣き。David 及び Xurry の Strand 夫妻もほぼ常駐。常連顧客と共に自作のクラフトビールの出来栄えをじっくり討論、品評会さながらの熱気です。

所在地は地下鉄「五羊邨」駅から徒歩で約5分圏内。寺右南二街を道なりに南下、春风路に入って比較的直ぐの左手です。隠家風な佇まいの入口へは建物脇の小道伝いに向かいます。基本はタップ前のカウンターかカウンターテーブル席。3~4名であればテーブル席も一つの選択肢になります。


「Doppelbock 德式双料」AVB 9.0%、330ml 60元。キャラメルとチョコレートの香り、濃さと強さが癖になる自家製黒ドッペルボック。ドイツ発祥、下面発酵ラガー系です。



「Ginger Stout 姜汁世涛」AVB 8.2%、330ml 60元。こちらは生姜風味の自家製スタウト。高度数のものは330mlで提供されます。付け合わせはピーナッツ。


The Strand Beer Cafe 斯特兰德精酿啤酒
電話番号: 020 8735 7179
住所: 广州市越秀区寺右新马路南三街三巷6号1楼03铺

次回、来週は火曜日と金曜日に更新予定です。引き続き何卒よろしくお願い致します。

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Niajo

伝統的なバレンシア仕様のパエリアを目当てに訪れる、北京スペイン料理の名店。人気店がしのぎを削る「Nali Patio 那里花园」にて2009年より事業展開、今日に至るまで根強く支持されています。

料理長の Alex Sánchez 氏はパエリア発祥の地、スペインバレンシア州のご出身。メニューを構成する伝統的、現代的な品々はいずれも1~2人前の一品料理。素材も厳選、米の硬さを含め調理法も本場通りを貫きます。バレンシアパエリアは鶏肉、大きな白いんげん豆、平莢いんげん豆の基本食材にアンティチョークとローズマリーを加えたレシピ。短粒種の輸入米は水分を十分に含み、かつ芯をほんの少しだけ残した微妙かつ絶妙なアルデンテ仕上げ。パエリア鍋の淵と底部分の程良いお焦げも「Niajo」ならではの楽しみです。

タパス専門店とは位置付けを異にするスパニッシュレストラン。料理長もかつては地元のミシュラン一つ星「Óscar Torrijos」にてご活躍。現在も「Niajo」におけるメニュー開発には恩師からの助言が反映されます。本場、バレンシア州のパエリアは昼間の屋外で楽しまれる高級料理。ここでの借景は窓の外の三里屯路、カバにリオハとスペインワインの品揃えも豊富です。



カバは「Barcino Brut 巴西诺绝干」D.O. Cave 285元、辛口です。「Assorted Olives 西班牙橄榄」75元は分量も十二分。



「Sardine Salad 沙丁鱼沙拉」83元はニシンのサラダ。パルメザンを筆頭に種類も贅沢なチーズの盛り合わせ「Cheese Plate 奶酪拼盘」195元と。



樽の香りと甘みが人気のリオハワイン「Marques De Caceres 马奎斯卡西洛佳酿」D.O.C. Rioja グラス58元。バレンシア伝統のパエリア「Paella Valenciana 瓦伦西亚鸡肉芭爱雅」2人前310元はその場で取り分けて提供されます。


Niajo
電話番号 : 010 5208 6052
住所: 北京市朝阳区三里屯路81号那里花园3层

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Mr & Mrs Bund

謹賀新年。そして本日でブログ一周年、上海フレンチの流行発信地「Mr & Mrs Bund」です。北京に「TRB Hutong」あれば、上海にはミシュラン三ツ星シェフ。上海随一のカリスマ、ポールペイレ氏の人気店です。

「Mr & Mrs Bund」の強さの秘訣は伝統と革新。お気に入りの定番品に新作を組み合わせて楽しめる魅力がそこにあります。メニューは2ヶ月に一度更新。一方でポールペイレ氏の頭文字の記載されたシグニチャーの多くは、ほぼ2009年の開業時からの名品。独創的で大胆、かつフレンチ愛好家を唸らせる濃厚な味付けで際立ちます。

全国そして全世界からの商談、観光客で埋め尽くされる外滩。そこで勝つ一流店は世界水準で超一級。著名店の密集度は世界でも随一、必須条件感は特別です。中でも「外滩18号」は南京东路と中山东一路のほぼ交差する地点に立地。「Mercato」も出店の「外滩3号」と共に一際存在感を示す商業ビルです。店内の活気も常に最高潮。名実共に、上海おしゃれグルメの最先端です。


「Col D'orcia "Gineprone" Chianti, Sangiovese」500元、グラス100元。トスカーナ州キャンティ、2014年です。「Tuna Mousse」は開店当時からのアミューズブーシュ。



「Mr & Mrs Bund」といえば「Meunière Truffle Bread 主厨独创松露原味面包」150元という程に有名な逸品かつ代表作。泡の溶ける前に泡、トリュフに軽くムニエルされたブレッドまで三層一口で戴きます。


野菜料理からは「Escalivada 碳烤新鲜蔬菜」80元。カタルーニャの焼き料理を見事な形で演出です。塩をまぶしたり、ソースに浸して楽しみます。



「Black Cod in the Bag 主厨独创“袋蒸黑鳕鱼”」360元。こちもロングセラーのスターメニュー。テーブルには耐熱フィルムの袋に入った状態で到着、その場で開封されます。ローズマリーの香りが格別、米と一緒に一気に戴きます。シグニチャーメニューには頭文字「PP」が付きます。


Mr & Mrs Bund
電話番号: 021 6323 9898
住所: 上海市黄浦区中山东一路外滩18号6楼

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2018年のベスト10

皆様、今年度はお付き合い戴きまして誠に有難うございました。今年はこれまで76記事、新旧織り交ぜ70軒以上の素敵系な「おしゃれグルメ」店を紹介させて戴きました。年末に際しまして、僭越ながら今年度のベスト10記事について幾つかの角度から紹介させて戴ければと思います。

まず今年度、最もブックマーク戴いたのは上海の「Bird and Bitter」でした。レストラン「Bird」と数軒先のカフェ「Bitter」からなる複合店で、所謂こじゃれた人気店。「上海ゆる系」と表現させて戴いた所にご興味を持って戴いたのか。あるいは写真が綺麗に撮れていたのか。ご興味を持って戴いて光栄にございます。第2位が「青島の人気カフェ特集」記事。「アイドルカフェ」と名付けられた猫カフェと海辺の「Imeroui 伊美萝薇海景咖啡」の2軒を紹介、自分でもとても気に入っている記事なので嬉しい限りです。「アイドルカフェ」は「小鱼山公园」正面、名前からして猫達の喜びそうな立地の人気店です。

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一方で最も多くのはてなスターを戴いたのは、北京の最新店「El Barrio」の紹介。ブログ名を「北京上海おしゃれグルメ日記」とさせて戴いて最初の記事でした。次点は上海の「Appollo」で、こちらも2018年の新開店です。戴くはてなスターの数も日々、読者になって戴いている方の人数と共に上昇。最新12月の記事が上位2記事を占める形になりました。そして第3位は前出「青島の人気カフェ特集」と再度、特にグリーンスターを含め高くご評価戴いて光栄です。

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加えまして今年度を通じで紹介させて戴いた中には、上記以外にも是非とももっと知って貰いたいという記事やお店情報がまだまだございます。その一つは上海「Together」の記事。カウンター席中央に通して戴いたこともあり、真正面で料理長が調理の仕上げ。少しお話もさせて戴く事も出来て、筆者としては非常に印象深い体験となりました。写真向かって右側の方は共同運営のパティシエです。「Tristan's Calmex Restaurant and Bar」は広州、カルメクス料理の名店。写真を含め、家庭的かつ活気ある店内の躍動感が自分としてはよく表現できたと納得の記事でございます。

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更には今年年始のブログ開始当初にも、様々な名店を紹介させて戴いておりました。北京「ボッテガ」は、姉妹店として上記「El Barrio」の記事内でも一部紹介。その薪窯ナポリタンピッツァは世界基準で見ても最高水準、是非ともご訪問ご体験して戴きたい一軒です。同様に「Café Zarah」は北京胡同地区を代表する名店。機会がございましたら、併せまして記事のほう一度ご閲覧戴ければ幸いです。

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最後の2記事は多少番外編、まずは全米「ジェームスビアード賞」という視点からハワイのカリスマシェフとレストラン史について執筆させて戴きました三部作長編です。特にその第一回目の記事には筆者個人の20年間分の知識と体験、情熱を存分に注がせて戴いておりました。この同時期、ホノルルの「おしゃれグルメ」店についても7軒紹介。中でも「Young's Fish Market」は所謂ハワイの伝統料理をプレートランチの形で戴ける地元の老舗専門店。著名店と併せ、筆者と致しましても是非とも訪れて戴きたい一軒です。

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以上となりますが、改めまして本年度はご愛読戴きまして誠に有難うございました。新年1月三箇日は連続投稿の予定です。2019年も引き続き何卒よろしくお願い致します。

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