2024年7月、三里屯太古里北区に盛大に開店。以来、その広大な店内は常に満席。開店と同時に4階館内の廊下は、整理券を持った順番待ちの訪問者で埋め尽くされます。
「庆春朴门」の母体は杭州を拠点とする「朴门星球」グループ。「素食すなわち精進料理を誰でも楽しめるものに」という理念を掲げ、一人当たり100元代という価格帯で若年層を中心にその人気は圧倒的です。2021年開業の「庆春朴门」一号店かつ本店は杭州市灵隐寺に隣接、敷地内に日本庭園を併設する一軒家の大型店です。2023年に初めて発表された杭州単独のミシュランガイドでは、全12店のビブルグマンの1軒として選出。2026年最新版、上海江苏浙江の地域合同ミシュランガイドでもその評価は確実なものとなっています。
北京の他にも上海や广州、深圳といった大都市に狙いを定めて出店。「一店一风格」を掲げ、その内装や主題が店舗により異なる点も特色です。その中で北京三里屯太古里店が目指すのは、日本の侘び寂びと禅を基調としたミニマルな「新中式」の美学。清潔で明るい店内に開放的な厨房、品格溢れる精進料理とその革新さが際立ちます。献立、特に看板料理は全店舗でほぼ共通。中でも一番の代表格が「黑松露炒饭」すなわち黒トリュフの炒飯です。イタリア産特注の黒トリュフにエクストラバージンオリーブ油、云南から空輸の小粒スナップエンドウに自然農法で育てられた3種の米と高級素材への拘りもその付加価値を高めます。有機食材に加え、店内調理による新鮮さもその世界観を完成に近づけます。
「朴门星球」の創始者は1970年代生まれの严建军氏。事業の更なる発展を理由に2025年6月1日を期日とした退任を公言。後継者の新たな発想に一層の期待が寄せられます。


看板等には「慶春樸門」の文字。店先には新鮮な野菜と果実類が並べられています。


最新、黒トリュフが贅沢な「黑松露烤蔬菜配面包」56元は看板の一皿。「了不起的红菜头」と名付けられた真っ赤なビーツの飲料36元と。


「黑松露水晶包」42元、黒トリュフづくしです。「橄榄油青酱焗土豆」32元はオリーブ油とジェノベーゼペーストの焼きじゃがいもです。


開業時から人気の定番「Fried rice with black truffle 黑松露炒饭」56元です。
所在地は太古里北区の中でも三里屯路に面した側、店舗へはバーバリー脇のエレベータから4階に上ります。
庆春朴门 北京三里屯太古里店
電話番号: 010 8780 7099
住所: 北京市朝阳区三里屯路太古里北区N2楼四层
同じく太古里北区の人気店「元古雲境」の紹介です。
