Cyclo

話題の飲食店街、巨鹿路「Found 158」に店舗を構える上海のおしゃれベトナム料理店。2017年に陕西北路より実質的に移転、顧客層も大幅に拡大です。

旧店舗同様、代表的なベトナム料理を一通り網羅したメニュー。ステンレスの器で提供されるフォーは「Cyclo」ならでは。加えて新店舗では新しい試みとして、ラオス及びカンボジア料理も追加。広くアジア料理を楽しめる一軒へと進化を遂げます。内装も場所柄、照明を落とし更に落ち着ける仕様に。バーとしての役割が強化されています。

「Cyclo」の創業は2013年12月。当初、持ち帰り専門店の計画を変更しての出店。途中、デリ店を開店等の試みを経て現状の「Found 158」へ。上海におけるベトナム料理店は貴重な存在。場所と業態の枠を超え、存在感が際立ちます。



ドウロ産ポルトガルワイン「Barco Negro Douro」300元、グラス60元。「Fresh Shrimp & Pork Spring Rolls 越式鲜虾猪肉米至卷」4巻55元。2巻は35元。主力メニューと調度品は陕西北路時代を踏襲。



ナンプラーの効いたパパイヤサラダ「Green Papaya Salad 越式木瓜色拉配虾片」60元。


「Phở Gà 越式鸡肉汤檬粉」小55元。大は65元。店内スクリーンには以前からのお店のロゴが投影されます。


Cyclo Found 158
電話番号: 021 6390 0078, 185 1603 5948
住所: 上海市黄浦区巨鹿路158号158坊B1层

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Mandarin Grill + Bar

2019年3月18日遂に正式開業、北京マンダリンオリエンタル王府井。その飲食の中心的役割を担う一軒が「マンダリングリル+バー」です。

「WF Central 王府中环」は香港ランド社の開発による巨大豪華商業施設。2017年11月28日、15万平方メートルの広大な敷地に鳴り物入りで登場。そこから待つ事、約1年と4ヶ月。北京マンダリンオリエンタル王府井、満を持しての営業開始です。占有するのは建物最上階、5階と6階の2階分。客室数73に対し、飲食施設4店の体制で臨みます。「Café Zi 紫膳」はアジア創作料理、その手前左隣「MO Bar」はバー兼夕刻以降のラウンジ。及び通路を挟む様な配置から吹き抜けを仰ぐカフェラウンジ「The Library」と、いずれも5階の屋上相当部分。初夏以降、4店全店でテラス展開となります。

本拠地マンダリンオリエンタル香港の「マンダリングリル+バー」は2009年「ミシュランガイド香港」創刊以来の一つ星。ここ北京マンダリンオリエンタル王府井でも名門の伝統を継承します。料理の主軸はユーロアメリカン。メニューの中心は海鮮類を含むグリル料理と古典的なフランス料理。加えて季節の品々や豊富に揃った魅惑的な付け合わせ。各種織り交ぜ、その日その時に最適な献立にて楽しみます。店舗奥、西側一面の窓の向こうにはテラス席。屋内より北京故宫、紫禁城を見渡す景観も圧巻。絶景です。

大胆かつ華やかに進化を続ける首都髄一の一等地。中でもここは伝統ある「マンダリングリル+バー」の名を冠した、マンダリンオリエンタルグループ渾身の一軒です。階下には「WF Central 王府中环」の魅力的な店舗。特別な日に、あるいは少しだけ畏まった機会に。最高の環境とおもてなしと共に堪能する一級の食事、格別の想い出がまた一つ加わります。



「2015 Blanquette de Limoux "Première Bulle" Sieur d'Arques」500元。スパークリングワイン発祥の地リムー。世界最古「No.1」が目印のはっきりとした辛口です。チーズが香ばしいブリオッシュは食感も格別。バターが練りこまれているので、そのまま戴きます。



看板メニューの一つ、北欧風塩漬けサーモン「House-made Salmon Gravlax From The Trolley 手推车盐渍三文鱼」4枚148元。食感は刺身、テーブルにて盛り付けて戴きます。



付け合わせのラタトゥイユ「Ratatouille Provencale 烩蔬菜」58元と季節の主菜「Navarrin Of Spring Lamb 烩羔羊肉」288元。カトラリーはお馴染みイタリアのサンボネ社です。



主菜、塩加減も絶妙な鴨のコンフィ「Duck Confit 油封鸭」248元。「Truffled French Fries 松露薯条」58元と。以上、料金にはサービス料15%が加算されます。



ドレスコードはスマートカジュアル。早目にご到着の際は店舗内入口のバーで。

Mandarin Grill + Bar  文华扒房 + 酒吧
Mandarin Oriental Wangfujing, Beijing
電話番号: 010 8509 8810
住所: 北京市东城区王府井大街269号 北京王府井文华东方酒店5层
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Pirata

上海を代表する人気タパス店。东平路9号での待望の事業再開から約1年半、2019年始より「上生·新所 コロンビアサークル」に本拠地移転です。东平路の店舗は「D.O.C Gastronomia Italiana」同様、既に閉店。情報変更のため再投稿させて戴きます。

元は「El Willy」系列からの独立。オーナーシェフ、経営者兼料理長の Ling Huang 氏は台湾ご出身。「ElEfante」でも料理長として事業を立ち上げた実力派です。「Pirata」の創業は2014年5月、当時の拠点は襄阳路近くの新乐路。ほぼカウンターのみの店舗には定休日を除く連日連夜、深夜まで続々と来店。気軽なタパスバーとして人気を確立します。2店舗目は人気店が軒を連ねる东平路。店舗面積も拡大、より洗練されたタパスレストランへと進化を遂げます。2017年5月から2018年末の閉店まで、話題店の一つとして顧客層も随分と拡大した印象です。

そして延安西路を西に向かった先、人気の名所「上生·新所 コロンビアサークル」内の店舗。店内はテーブル席中心、各所の配置も旧东平路9号の店舗をほぼ踏襲。創作系タパスに充実のワインリストと創業時からの魅力もそのままです。メニューは数々の名作、ほぼ歴代の代表作のみで構成。2018年6月15日開店の開店以来、何度も通いたくなる一軒として人気も定着。界隈の美食家、旧店舗時代からの愛好家が駆け付けます。



店舗はプールのある番号「6」の建物右奥。カバ「Peñalba López Brut Nature 洛偑兹」365元はグラス70元で出して戴きました。



自家製クロケッタ「Croqueta Ham 火腿奶油炸球」3個60元と「Crab Croqueta Uni 蟹肉海胆炸球」3個75元。各1個ずつ20元と25元で戴きました。タパスは「Mushroom Anchovy 野菇银鱼柳」28元。



手軽に楽しみたい「Clos Lojen, Bobal, Manchuela 博巴尔」グラス65元。マンチュエラの土着、ボバル種。話題の新進醸造家、フアンアントニオポンセ氏のワイナリーから。


二大看板メニューの一つ「Octopus Leg 炭烤整条章鱼腿」158元。表面のパリッとした食感が特徴的なグリル料理です。


もう一つの看板メニューは特製カスエラ鍋料理「Rice with Duck & Choriso 葡式鸭肉煲仔饭」85元。調理の所要時間は45分、早めのご注文を。こちらの写真は东平路の旧店舗。

Pirata 比拉达厨房
電話番号: 021 6117 2663、135 0168 9458
住所: 上海市长宁区延安西路1262号 上生新所6号楼

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Pachapapi

北京でほぼ唯一のぺルビアン専門店、店名も新たに再開です。今回は新源里の「金尚」に固定の店舗を開設。ペルーの食生活とおもてなし、更にはポップ文化の伝道師として存在感が際立ちます。

世界で最も多彩で豊かな食文化を持つ国の一つと賞賛されるペルー。「Pachapapi」のメニューは基本3部構成、現地の食環境を再現します。中でも最も典型的なペルー郷土料理として認識されているのがクリオージョ、英語圏ではクレオールと呼ばれる伝統料理です。クリオージョとは1960年代初頭より使われ始めたスペイン語で「新大陸で生まれたスペイン人」が元の意味。クリオージョ料理、「Cocina criolla」の基本はスペインと西欧各国料理。地場食材に適した形で現地化されているのが特徴です。「Pachapapi」のもう一つの柱は「Nikkei」と呼ばれるペルーの食材を用いた日本料理、巻物類を始め店内のカウンターから提供されます。同様に「Chifa」はペルー化した中華料理。いずれも代表的なメニューには「Chef's Choice 主厨推荐」の表示が付きます。

「That's Beijing Food & Drink Awards 2018」では「New Restaurant of the Year」部門の「Editors' Choice」に選出。2018年間を通じ最も話題性の高かった新規開業店の一つです。店舗へは「金尚」建物内から、あるいは北側背面から入口へ。


ぺルビアンといえばピスコ。ペルー産の葡萄を使った42度の蒸留酒です。「Piscos Sours Passion 百香果皮斯科酸酒」78元、パッションフルーツのピスコサワーで。



看板メニューの一つ「Causa De Cangrejo 利马螃蟹肉土豆」68元。蟹肉のカウサ、マッシュポテトと蟹のピリ辛マヨネーズ和えです。アボカドと上部の紫芋が印象的。


お馴染みアヒデガジーナ、ペルー伝統料理を代表する一品です。「Ají de Gallina Ají Amarillo 鸡丝」68元。細かく裂いた茹で鶏胸肉をマイルドなアヒアマリージョ「Ají amarillo」すなわち黄色唐辛子のクリームソースで煮込んだペルー式のカレーです。


Pachapapi
電話番号: 010 6461 8968、182 1066 2861
住所: 北京市朝阳区新东路新源里西20号金尚写字楼1层105室

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Hiya

上海でも過熱する著名ミシュランシェフと高級ホテルリゾートの提携。その最先端を行く成功店が上海エディションの「Hiya」です。

ロンドンの本拠地「Pollen Street Social」を筆頭に複数のミシュラン一ツ星店を営む
料理監修者兼経営者、ジェイソンアサートン氏。マリオットの最高級銘柄、エディションホテルとは2013年のロンドン「Berners Tavern」及び2015年のニューヨーク「Big Apple」に次ぐ3度目の協業。2018年10月11日正式開業の上海エディションでは3軒のレストランを手掛けます。中でも「Hiya」はタワー側27階の高層階、外滩地区の夜景と共に現代日本料理を堪能できる高級店として開店より瞬く間に話題集中。界隈では訪問必須の一軒となっています。

上海ではこれまでも旧「Table No.1」に「The Commune Social」と異なる様式の飲食店を複数成功させてきたジェイソンアサートン氏。一時は閉店中のロンドン「Sosharu」の2号店になるとも報道された今回の現代風「居酒屋」店。上海エディション内の他の2店と共に Scott Melvin 氏が料理長「Chef de cuisine」を務めます。数々の名品が並ぶ中、ジェイソンアサートン氏ご自身の推奨は刺身。醤油に浸す代わりに、魚の骨から作られたドレッシングで和えた形で提供されます。素材の新鮮さと共に各品々における職人技も最高級ホテル店ならでは。上海における現代日本料理店を世界の特級水準に格上げ、ミシュランシェフの参入で新日本料理に一躍注目が集まります。



「Asorted Sashimi Plate」3切れ138元、6切れは248元。ジェイソンアサートン氏の自信作です。「Grave Reserve, Michel Lynch, Bordeaux, France 2016」グラス98元と。


 ほとんどの席で注文される「Temaco」は手巻きとタコスからの造語。一番人気のツナ「Marinated Tuna, Scallion, Tobiko, Sushi rice, Avocade, Fresh wasabi」118元と今回は季節野菜「Seasonal Vegetables, Sushi rice, Tomato miso, Seaweed vinaigrette」100元で。


「Black Cod Tempura, Shiso, Yuzu and Egg Emulsion」100元も人気の一品です。


Hiya, The Shanghai Edition 日矢
電話番号: 021 5368 9531
住所: 上海市黄浦区南京东路199号 上海艾迪逊酒店27楼
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Evil Duck

深セン福田を代表する水围五街の名店ガストロかつブルーパブ。小規模な地元の中華系飲食店が連なる中、一際異彩を放ちます。

創業者は Nicholas Clark 氏。水围八街の旧「Craft Head Nano Tap House 卡芙特」より2017年3月に移転、現行「Evil Duck」として再開しています。店内1階カウンター奥のタップは14基。主力となるのは「Bionic Brew 百优精酿」に「Liberty Brewing Co.」等、原材料や醸造過程でも協業する深セン市内及び近隣都市各店の地ビール。加えて旧店舗時代からの自家製ビール、輸入あるいは「Boxing Cat Brewery」といった全国各地の人気店からも仕入れを厳選。常時12種のクラフトビールがメニューに並びます。

各種人気の催しと共に、看板「Bao Bao 宝包」を筆頭に食事内容も人気の秘訣。深セン地ビール共同体の情報拠点として今後も注目の一軒です。


「Oatmeal Stout 燕麦黑啤」45元はパイントで。


来訪客にマイクを開放。日曜日から水曜日に移って「Open Mic Wednesday's」継続中。



人気「Skinny Bitch IPA 瘦婊子」ABV 5.8% 40 IBU、45元は「Liberty Brewing Co.」から。

Evil Duck
電話番号: 0755 8325 3823
住所: 深圳市福田区水围五街21号76栋

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D.O.C Gastronomia Italiana

上海を代表する老舗ピッツァ専門店。2019年1月24日より新店舗、大沽路にて既に営業中。試運転期間の後、3月15日金曜日の正式開店イベントをもって本格的に開店です。

「D.O.C」の特徴は高級食材を具材として、ふんだんに用いた贅沢なピッツァ。その基本的な姿勢がそのまま店名となっています。さらに新店舗への移転を機に、ピッツァ生地のレシピを180度転換。旧店舗時代はパリパリの耳が典型的なローマン様式。新店舗では耳を多少分厚め、中央部分をもちっと。ナポリ様式を基本としたピッツァへと大胆に変更。かつ、その完成度は圧巻です。生ハムやトマト、モッツァレッラといった高級具材はそのまま。メニューも旧店舗時代のものをほぼそのまま継承。生地だけでここまで印象が変わるのかという程に、劇的に薪窯ピッツァが進化を遂げています。

东平路の旧店舗は2013年にアイリッシュパブを改装して開店、伝説的に素晴らしい立地に奇跡の内装で一世を風靡。料理長 Gino Fan 氏と店長サム氏の挑戦は大沽路、新店舗でも続きます。経営主体は「El Luchador」に巨鹿路「Hooked」あるいは同じ通り数軒先の「The Hop Project」と同じく「The Camel Hospitality Group」の一員。最大手の一角としての資金力と集客力を背後に、独自の路線を追及します。



まずはプロセッコ「Torresella Prosecco」Extra Dry DOC 320元、グラス60元。トマトのブルスケッタ「Bruschetta Di Pachino Tomato」65元と楽しみます。



滋味豊かなセミドライトマトと一口寸法のモッツァレッラ、ボッコンチーニに感激の「Insalata Di Spinaci」90元。ほうれん草の幼葉のバルサミコ酢サラダです。



「"A Pizza Ch'e Friarelle"」と名付けられた、なんとナポリピッツァ175元。具材は豚肉とフェンネルの効いた所謂イタリアンソーセージ、モツァレラD.O.Pです。



「Tasca Regaleali」シチリア産ネロダーヴォラのIGT 250元、グラス55元。明るいルビー色の輝きが印象的、飲みやすい赤です。サンダニエーレD.O.Pの生ハムといえばトリエステのプリンチぺ社。「San Daniele "Principe" (Trieste) D.O.P」190元、贅沢な一品です。


D.O.C Gastronomia Italiana
電話番号: 021 6473 9394
住所: 上海市静安区大沽路390号

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